見落とされがちな、煙突の設計




皆さま、こんにちは。


今週の木曜日あたりから冷え込むそうですね♪ これでガンガン、薪ストーブ焚けますよっ(^-^)/


寒くて喜ぶのは薪ストーブユーザーさんですね! 冬を楽しみましょう♪



昨日は薪ストーブクッキングでローストチキンと塩ごまクッキーを作りました!!


参加していただいたのは、煙突の切り替え工事をし終えたばかりのご家族!


煙突が変わるだけで、こんなに薪ストーブの悩みがなくなるなんて思ってもいなかったそうです。


以前は煙突が短くて正常にドラフトできず、乾燥している薪を燃やしているのにガラスは曇るし、煙は室内に逆流・・・


こんなものかな~と当初使っていたようですが、たまたま当店ユーザーさんと知り合いで、使用している機種も同じなので話をしたそうです。


一度相談してみたらどうですかということで当店にご来店。


煙突のドラフトの説明をさせていただき、煙突の切り替え工事になりました。あまり煙突の長さが取れなかったので


6インチから8インチで5mで施工。


再度薪ストーブの扱い方を説明しなおし、今はなんの問題もなく使用できています!と報告してくださいました。(良かった♪)


今までは何だったんだろう・・と。



最近多いのが、煙突が短くてもいいんですか?という質問。


           最低5mは必要です。


薪ストーブは、電化製品でないので、煙を外に出してあげなければなりません。


自然の法則で、ドラフトといって外の冷たい空気が、中の暖かい空気を引っ張って煙が外にでますが


ドラフトには条件があります。



                            (写真はファイヤーサイド薪ストーブ&煙突プランニングガイドから抜粋)




標高が0mのとき5m以上。これが守れないと、ドラフトが効かなくて、外に煙突の出口はあるのに室内に逆流します。


そこを計算して設計しなくてはなりませんが安易な設計が最近多い気がします。相談に来られる方も増えています。


本体選びも大切ですが、煙突の設計もおろそかにしてはいけないと思います。


ドラフトが悪いと、薪ストーブに火を入れる度に煙に悩まされたり、トラブルが多くなり、薪ストーブを使うことをやめてしまわれる方も出てきてしまいます。


もしくは、工事のし直しになりますので、予算がかかります。


これから薪ストーブ設置を考えていらっしゃる方、また煙突で悩んでいる方、一度お話を聞きにいらしてください!



昨日、いらしてくれた方は、煙突を切り替えてから着火の時に着火剤を使わなくても火がつくようになりましたと話してくれました。


今まではドラフトが悪かったから着火剤をたくさん使って着火していたそうです。今は楽になったそうですよ!


これからは、薪ストーブを楽しめるように料理もやってみよう♪と料理のお話をたくさんしました。



薪ストーブは暖かくて、癒されて~、といいイメージしかないですが、1つ何かがおかしいとすべておかしくなり


癒されるものでも暖かいものでもなくなってしまいます。せっかく予算をかけても意味のない物になります・・



設置を希望されてる方は、リスク面も真剣に考えて下さいね♪


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