田舎の厚い織物=ギャッベ イラン

 

 

 

皆さま、こんにちは。

 

明日、18日(土) ~ 20日(月)の 3日間 はギャッベ・キリム・ペルシャ絨毯フェアです!

 

 

ギャッベは人気がありますね!カワイイ色、柄と素朴な感じがなんともいえません(^-^)

 

ギャッベは、田舎の厚い織物といわれています。

 

その理由は、ギャッベを生活のために編んでいたカシュガイ族の村の土地にあります。

 

カシュガイ族の住んでいる村は、小石がゴロゴロしている土地です。

ヒツジがいて、遊牧民  というと草原のようなイメージがありますが、ここは違います。

 

この上で生活するには、厚みのあるものでないとなかなか厳しそうです。

 

なので生活で使っていたギャッベが市場に出回っても、カシュガイ族が手織りしているものは

 

厚みがあるものがほとんどです。

 

出来上がったものは工場ですべて処理されます。

 

工程は  1、毛を切りそろえる

       2、遊び毛を焼く

       3、洗剤をつけて洗浄・脱水

       4、毛並みを整えて天日で乾燥

 

 

 

 

 

このような状態で工場に届きます。

 

柄は、わかりにくいですね。

 

下の2枚の写真のカッターみたいなもので

 

表面の毛をカットしていきます。

 

 

技術ですね!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

そして大胆にも、まだ残っている

 

遊んでいる毛を焼いていきます。

 

炎を当てている時間やタイミングなど

 

難しそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

洗剤をつけて、水を流しながら

 

ゴシゴシ洗います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱水!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして毛並みを揃えて、天日干し!

 

 

ペルシャ絨毯などは、洗浄後、絨毯の端の部分を切って縫って整えていきます。

 

一つの工場でここまで仕上げます!

 

 

ここはテヘランの工場で、見学した日は、日本でいう大晦日にあたる日だったのですが

 

日本人が来るから、少し残業してください!!と、この工場を管理している

 

絨毯会社のオーナーさんが従業員にお願いして見学することが出来ました!

 

従業員の皆さま、ありがとうございました!

 

 

 

 

座布団サイズは繋がった状態で

 

届きます!

 

 

ここから1枚ずつ切り離していきます。

 

 

なかなか工場の内部まで見ている方は少ないと思います。

 

イラン人の友人と、その信頼のもとつながっている絨毯会社のオーナー様たちのお蔭で

 

貴重な時間を過ごせました。

 

 

ギャッベ・キリム・ペルシャ絨毯フェアでは、こんな工程で仕上がった素敵な商品がたくさん並びます!

 

ぜひ素晴らしい手織りを見にいらして下さい!お待ちしています!!

 

 

 

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